華日記 子育てと、趣味と、生活と。

子育て、趣味、生活、星野源について綴ります。

【スポンサーリンク】

死ぬまでやるの?組体操。全国事故件数の1割以上が兵庫県!組体操・ムカデ競争・体育指導と息子の骨折を振り返る。

f:id:hana8hana:20180912231509j:plain

ご訪問いただきありがとうございます。
はなでございます。

 

そろそろ体育大会の季節ですね。
地元の中学校も来週の本番に向けて練習が進んでおります。

 

3年前、息子の中学最後の体育大会。
ムカデ競争の練習で骨折をし、体育大会を愛して止まない息子が100m走以外は参加できなかったという悲しい出来事をふと思い出しました。

 

誰かが死ぬまでやるの?組体操

 

f:id:hana8hana:20180912232157j:plain

体育大会でいつも話題になるのが組体操。
2015年に大阪八尾市で10段ピラミッドが崩壊して数人が骨折した事件は、まだ記憶に新しいと思います。
この中学校では前年の2014年にも数人の骨折者が出ていたにも関わらず、翌年も同じ過ちを繰り返し、ずいぶん世間から非難されました。

が、そんな大騒ぎのニュースの中、
私が住む市でもしれっと10段ピラミッドやってます(^^)/
しかも、10段ピラミッドのまま歩いて移動するという驚愕の技まで。
過去には2度、11段に挑戦して失敗に終わっています。

実は私が住む兵庫県は、2015、2016、2017年と3年連続で、全国における組体操事故発生件数で首位を独走中!!!
今年も1位取れますでしょうか?期待がかかります。
しかも、全国発生事故件数の1割以上が兵庫県って異常事態ですよ?
井戸敏三知事ご存じですかっ???


それでも組体操継続にこだわる兵庫県。
兵庫県に次いで二位は大阪府です。
この2県が突出して事故件数が多いのはなぜ?

 

参考:大阪経済大学社会学部教授 西山豊教授 日本スポーツ振興センター(JSC)が提供する事故データによる統計 No13


全国では、組体操による事故の年間発生件数が、ここ数年8000件以上をキープしていたものの、ようやく行政が介入したため昨年度は5000件台まで減少。


東京都教育委員会は、2017年度以降ピラミッドとタワーの禁止措置を取りました。
大阪市教育委員会も、2016年度に段数制限を設けましたが、その後も骨折事故が相次ぎ、2校が危険技を実施していた事も発覚。2017年度以降はピラミッドとタワーを禁止としました。


どうする兵庫県???


では、私が住んでいる市ではどうでしょうか?
市教委の通達は以下の通り。


基本方針

(1)組体操の実施の有無の最終判断は、校長が行うものとする。
(2)実施にあたっては、校長の責任の下、組織的な指導体制を構築すること。
(3)児童生徒の体力等の状況を踏まえて、段階的・計画的な指導を行うこと。
(4)活動内容に応じた安全対策を確実に講じること。

 
やる前提やね。

 

 

組体操よりもやばいムカデ競争

 

f:id:hana8hana:20180912231650j:plain


あんなのんびりした競技、なんでやばいの?
と思われる方も多いかもしれません。

でも私の息子はムカデ競争の練習で骨折をしました。


私が住んでいる市では、市内全中学クラス全員で(男子と女子は分かれる)一匹のムカデを作ります。
身長が高かった息子は先頭になりました。
息子の後ろに20人近くがつながっている状態です。
体育大会前は放課後毎日クラス練習を行います。
その練習の際、後ろの誰かが転倒し、全員が前に倒れました。
足は繋がれているので逃げる事も受け身をとることもできません。
先頭だった息子は下敷きになり、手を下につく以外仕方がありませんでした。

そして右手骨折。

結局中学最後の体育大会は、全部見学しろとの学校の指示でした。
手の骨折だけなので、学校と交渉し100m走だけ参加させてもらいましたが、悲しい最後の体育大会でした。

ムカデ競争は足を繋がれています。
誰かが転倒すると逃げることができず、必ず巻き込まれます。
私が子供の頃は3~4人でムカデを作っていました。
しかし、今は20人近い人数のムカデです。
人数が多ければ、ケガの頻度は多くなり、ケガの程度も重くなります。
息子が骨折した前年度も同級生が骨折しております。
骨折には至らなくても、けが人は多数発生しています。


2015年のデータでは、ムカデ競争で全国で2205人が負傷。
内480人が骨折しています。

 

体育指導で安全対策なんて全くできていないのが現状

 

f:id:hana8hana:20180912231840j:plain

体育の授業参観に行った時のことです。
その日、男子の授業内容はマット。
マットで転回(バック転の前回りバージョン)をするのです。
が、先生は体操部出身ではなく野球部の先生で、おそらく転回はできないのでしょう。
見本は無し。
口での説明オンリー。
補助も無し。
いきなりやれ!と。

子どもたちは見よう見真似でやり始めます。


うそやろ????

 

私は学生の頃、今話題の器械体操部でした。
女帝塚原千恵子先生は、オリンピックの試技会で遠~くから拝見した事があります。
あ、単なる観客です。
弱小体操部だったので。


そんな弱小体操部出身の私でさえ、「この指導はマズイだろ!」と突っ込みを入れて「私補助しまーす!」と行きたくなる衝動を抑えるのに必死。

 

転回は、コツをつかめば男子ならすぐに出来ます。
でもコツを教えないと、間違いなくどっしーんと尻もちをつく結果になります。
先生は自分が出来ないから、コツなんてもちろん教える事ができない。

マット運動だけじゃない。
男子は柔道の授業も必須。
柔道未経験のド素人が教えられるほど、柔道って簡単なの???
安全対策って何なの???

と息子が骨折して、本当そう思う。
きっとどこの親も、まさか自分の子供が学校の授業で大怪我をするなんて思いもしないと思う。

 

でも体育の授業を見て思いました。
いつ誰が大怪我したって全然おかしくない状況だ、と。
組体操、ムカデ競争、普段の体育の授業、どれをとってもすごく危うい。

それでもやるんだ、組体操は!

 
先ほども述べたように、兵庫県は組体操の事故件数がダントツの1位です。
それでも辞めない理由は、強烈に組体操を推し進める団体があるからです。

関西体育授業研究会です。
大阪教育大学付属池田小学校に設置されています。


同研究会は、関西地区の組体操普及に力を入れてします。
こんな本まで出してます(^^)/


 

関西体育授業研究会は先生方が自主的に集まり、一生懸命体育の指導方法について学ぼうとしている研究会であることは間違いないです。
安全対策も講じられているのでしょう。


が、組体操の巨大化や高度化を放棄する発想はありません。
巨大化、高度化した上で事故を減らしましょう!というスタンスは絶対に曲げません。

私が住む市で行われている10段ピラミッドだと、高さ7メートル、重さの最大負荷は200キロです。
それを先生たちがいくら安全対策を講じたとしても、限界を超えているのです。
その結果が、八尾市の中学校でのピラミッド崩壊事故なのです。


この研究会が方向転換をしない限り、兵庫県の事故件数は減少することはないでしょう。
兵庫県の教育関係はびっくりするくらい保守的で古いので、あまり期待できないですけどね。

中学校は軍隊なの??
それとも子供は積み木扱いなの??
そこまでやらせる意味が理解不能です。

今年も体育大会で組体操を行う小学生、中学生の皆さん。
怪我なく無事に体育大会が終わりますように!

 

では(^^)/