華日記 子育てと、趣味と、生活と。

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不登校の救いの神★角川ドワンゴ学園がN中等部開校へ!学校教育法第一条の壁も何のその。

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ご訪問いただきありがとうございます。
はなでございます。

とうとう角川ドワンゴ学園さんがN中等部開校!!!

 

不登校中学生をもつ私には最高のビッグニュースでした。
そして、もっと早く開校してくれてたら・・・・という思いもあります。

 

N中等部とは


ネットを活用した通信制高校「N高等学校」を運営する角川ドワンゴ学園が、中学生を対象とした通学型スクールを1914年4月に開校する事を発表しました。
それが「N中等部」。
週1・週3・週5通学の3コースがあります。

 

n-jr.jp

フリースクールとN中等部、どう異なる?


既存のフリースクールは生徒の社会復帰を目標に掲げている所が多いのですが、N中等部はそれにプラスして、実際に社会に出ていくための武器を与える事を目標としているそうです。

つまり、設立の意図は「生徒の人生を救う武器を与える」。 

 

不登校の子供の居場所はどこ?


現在不登校の子供が通う場所は、教育委員会が設置している適応指導教室、もしくはフリースクールの2択。

 

学校復帰を目標に掲げている適応指導教室は、基本的に在籍校は出席扱いになります。
フリースクールは学校教育法第一条に規定された学校ではないため、地元の公立校に在籍した上でフリースクールに通うことになります。
フリースクールでの出席が在籍校での出席でカウントされるかどうかは、それぞれの学校判断になります。

娘は適応指導教室に通っていますが、好きな時間に教室に行き、自習して帰るという過ごし方です。

ではN中等部のカリキュラムは?


ファッション、パティシエ、ビューティー、ゲーム、声優などのクリエイティブ授業が受けることができます。その他、角川ならではの文芸小説創作授業や、ボーカロイド、ドワンゴメディアビレッジによる機械学習授業など、かなり魅力的な内容(^^)

 

学校教育法第一条という大きすぎる壁


学校教育法とは昭和22年に公布された、現行学校制度の根幹を定める法律です。
現状日本では、この第一条で規定された学校(一条校)に通わせないと、就学義務を履行したことにはなりません。


例えばインターナショナルスクール。
一条校として認定されているのは日本全国でわずか20校のみです。
→ 文科省公式 国際バカロレア認定校一覧

それ以外のインターに入学した場合、日本国内では小学校や中学校を卒業したとはみなされません。つまり、公立の高校は受験することが出来ず、受け入れ可能な私立高校を受験することになります。

フリースクールに通う場合も、地元の公立に在籍しつつフリースクールに通うという形式を取らざるを得ないのが現状です。
このN中等部も一条校には該当しません。

 

法律が実情に追いついてないんですけど。


現在全国での90日以上の欠席として不登校生徒数にカウントされているのは13万人超。
90日に満たない生徒や五月雨登校、保健室や別室登校の生徒の数も入れれば、13万人どころではないと思われます。
私が勤務していた中学校のクラスでは、平均5人の不登校生を抱えていました。
娘の学校でも大体どのクラスにも2~3人の不登校生がいます。

文科省では不登校生徒の学校復帰のみにこだわらないという方針転換を公表しました。
でも、学校に行かない場合の居場所も限られていますし、勉強のサポート、進路の選択などに大きな影響が及ぶのは避けられません。

多種多様な子供がいる現在、既存の学校形態にこだわらず、教育の在り方にもっと柔軟性があって良いと思うのですが。
子どもに教育の選択権が無いがゆえに、我が家のように一旦そのルートから離れてしまうと、すべてがとても不安になります。

ホームスクールも認めませんよ。


友人の息子さんが中学で不登校になり、その先の進路に悩んだ結果、高校から海外留学することにされました。
ホストファミリーにも中学での不登校を説明したのですが、その説明が非常に難しかったとの事です。
というのも、海外に「不登校」という概念が存在しないからです。

国にもよりますが、海外ではホームスクールの制度がきちんと整っており、合法として認められています。

一例ですが、

ホームスクールが合法の国

アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、オーストリア、ハンガリー、ロシア、シンガポール、スウェーデン(一部の州)、スイス(一部の州)など


ホームスクールが違法の国

日本、イタリア

 

学校教育法の規定により、「義務教育を家庭で行うことを認めていない」としています。つまり、親が「うちの子はホームスクールで教育するので学校には通いません」とすると、違法になるわけです。

教育は全員が学校で机を並べてそろって受けるものだ、という古い縛りを、この先どれだけ続けていくつもりなんでしょうか。
子どもの教育の目的は、「学校に行かせること」ではなく、「未来の社会を創造して支える人材をつくること」だと私は思うんですけどね。

角川ドワンゴ学園さんが突破口になることに期待

 

そんなわけで、文科省は学校には無理に復帰させませんって言ってくれるけどさ、じゃあその後どうすんだよ!というのが、不登校の子供の現状なのです。


働き方改革が少しずつ進みつつあるのに、学校の改革はまだまだ果てしなく遠いのかなあ。

もちろん不登校の生徒だけでなく、生徒がみんな自由に教育の受け方を選択できる時代がやってくると良いのにな~と思うのです。
現状打破をしてくれそうな角川ドワンゴ学園さんに心から期待しています(^^)/

 

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